前からみて左側の角のボディに、擦ったような傷が、生々しく。
傷は深く、引っかいた傷にそって、塗装がはげている。
明らかに硬質な、おそらく車か石垣か何かだ。
幸いな事にボディ形状に一切変形がなく、表面を強い力で擦ったと言った感じだ。
向かって左側、という事は運転者からみた右角になる。
流線型を描くレガシィのボディの角からやや側面寄り。
さらに該当箇所の真下はさらに張り出したバンパーフレームがあり、そこは無傷。
ボディの最もせり出したタイヤカバーは無傷である事から、旋回中か、駐車中に他の車に擦られた可能性が高い。
運転した事のある人なら分かると思うが、普通自分の目の前の角をぶつける事は殆どない。
あるとすれば死角になる助手席側だ。
さらに、ボディに傷があるのに、そこよりさらにせり出したバンパーフレームに傷がない点もそうだ。
運転中に対象物となるような物体はほとんど地上から垂直方向に高さがある。こういった物体とぶつかれば、傷がついた該当箇所よりさらに水平方向に飛び出しているバンパーフレームが先に凹む筈である。
それがないという事は、バンパーフレームより高さがあってせり出しているもの、という事になる。
車道にそんなものがあるとすれば、ガードレールの端くらいしかない。
右折時に擦るのだとすれば、後輪がよりインに入り込む特性の為完全にボディにめり込んでいる筈なので、これは違う。
左折時に路地に入ったとして、引っ掛けた場合もそうだ。旋回途中ならもっと前方に傷がついているし、旋回終了間際なら、タイヤカウルが変形している筈だ。第一そんな状態なら、その路地に入れてすらいないはずだ。
同じ理由で、自身が駐車しようとしている最中についた可能性はさらにひくい。
バックで駐車して、右側角の側面を傷つける事はそうない。
右にハンドルを切って駐車する場合、もっとも外周にせり出すのが左前方。
バックで駐車中の車に右側を引っ掛けるなら、ボディのわき腹になるはずだ。
ギリギリに幅寄せして右側を擦るなら、もっとも迫り出したタイヤカウルのはずで、その前に相手のミラーをへし折っているだろう。
左にハンドルを切って駐車なら最も迫り出すのは右角だが、これもやはりぶつけるのだとしたら前方に止めてある車のリアバンパーにだろう。
右側面を引きずる為にはかなり緩やかな角度である必要があり、逆にきつく切っていればめり込んでいる。
わずかにかすったのだとすれば、位置的にもっと前方、フロントバンパーよりを擦っているはずである。
つまりこれは、「道路側を向いて停車中の自分の車の、右隣の車が発車して直後に左折して、内側にめり込んだリアで擦った」傷に非常に近いのだ!!
それならボディが一切凹んでいないのも、運転中ぶつける方が勇気のいる右側で、かつ高さのある物体相手だという三点すべてに納得が行く。
実家の駐車場は右斜め方向にラフに駐車するタイプなので、実家駐車中に他者にやられることはない。また右側に、バンパーフレームより迫り出した高さの障害物もない。
となると可能性があるのは母親の仕事場だ。
母は通勤で愛車を利用しており、業務中は駐車場におきっぱだ。
この駐車場がまた狭い。
車体が長いレガシィは十分に引っ掛けられる可能性が高い。
早速現地に赴いて犯人をしとめてやると決めた。
納車2ヶ月もたたないマイハニーを傷モノにしてくれた罪、しっかりと償ってもらわねば。
0 件のコメント:
コメントを投稿